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こうして花札-湖乃国-は商品化されました

「耳に花札のような 飾りをつけた 鬼狩りの頸を 持って来い」

これは混乱の2020年、何かと話題をさらったアニメ「鬼滅の刃」最大の敵、鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)のセリフです。

この無残のセリフきっかけに現代の子どもが「花札」を知ったとするなら、それは「鬼滅の刃」の功績です。

さて、私が「鬼滅の刃」にハマったのは2019年の秋。

昨年、小学1年生~高校3年生の5人の子どもが全員集まってNetflixで見てやたら盛り上がっていたので気になってチラッと見たところ、年甲斐もなく見入ってしまいました。

シーズン1の「竈門炭治郎立志編」の26話×24分=624分(10.4時間分)を朝の5時までを全集中でいっきに見入る日々がありました。そして、シーズン2が始まるまでNetflixは解約中です。

さすがにストーリーの力恐るべし。

巷で既に記事になっていますが、私もまたマーケティング視点で分析して記事にまとめたいと思います。

ところで以前、主人公、竈門炭治郎(かまど たんじろう)がつけている花札の耳飾りをつくろう!というワークショップのお仕事に携わらせて頂きました。

親子で参加体験、びわ湖ヨシ紙で作る耳飾り!

今回はここから発展した「耳飾り」でなく、本当の「花札」、
名付けて花札「湖乃国」の商品化のお仕事に携わらせて頂きました。

「湖乃国」の名の通り絵柄は琵琶湖を有する滋賀県の花鳥風月がモチーフになっています。

・鹿じゃなくて「近江牛」
・猪ではなく「信楽のたぬき」
・雷や鬼ではなく「雷とギター」で「イナズマロックフェス」
・柳につかまろうとしているカエルを眺める小野道風ではなく、
 飛び跳ねる「ビワコオオナマズ」に天下統一を夢見る「織田信長」

この花札を企画された北村さんのアイデアを受けて、スマイルデザインカンパニーのマツイエリさんが花札本来のデザインに上手く落とし込まれたユニークなデザインの花札になっています。琵琶湖の葦やアオバナなど植物も描かれているのは、大学で滋賀に自生する「アジサイの花の遺伝子」を研究していた植物好きの北村さんらしいところです。

花札「湖乃国」に先だって「滋賀コレかるた」をつくられたマツイさんも北村さんも実は京都のご出身。

こうして滋賀に愛着をもってくれる子どもに育って欲しい!という想いも込もった商品なのです。

完成した商品はコチラ↓↓

花札の紙にはびわ湖ヨシ紙を使っています。

守るべきもの、びわ湖ヨシ紙を継ぐ西川さんを訪ねて

びわ湖ヨシ紙は厚さが5種類ありますが、花札の厚さに加工するために合紙(ごうし)といって厚紙を貼り合わせております。
花札の体裁にするため、裏から表側に巻くという根気がいる作業です。

琵琶湖の波紋をイメージしたデザインの刻印をシルク印刷した桐箱入りです。

現在は、造り酒屋だった第75代内閣総理大臣 故宇野宗佑氏の生家を改装した活動拠点「うの家」にてお求め頂けます。

<追伸>
今回は50個の試作品ということで税込3,500円になってしまいましたが、守山市立図書館を借りて自習室として開放するなど、教員免許ももつ北村さんの計らいでプレゼント分があります。
条件が「滋賀で子どもと関わりのある団体(子ども食堂や学童など)でを使っていただきたい」ということなのでご希望の団体様は博善社が取次ますのでご連絡ください。
※応募多数の場合は締切の可能性があります。

・元ZOZOTOWN社長 前澤さんのように活動を支援してくださるパトロンの方も募集中です。
・イナズマロックも描かれているので滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さん応援してくれないかな?
・鬼舞辻無惨つながりで守山高校の先輩のGACKTさん支援してくれないかなー。




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