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【おやじキャンプ飯】博善社が「シーズン3~滋賀編~」の台本作りをサポート!

チャンネル登録者数15万人以上、総再生回収1,000万回を超えるYouTubeドラマ「おやじキャンプ飯」はご存じですか?

【おやじキャンプ飯 YouTubeチャンネル】

このたび博善社では、シーズン3の「滋賀編」の台本作りをサポートさせていただきました。

今回は、ドラマの魅力や、ここでしか聞けない台本制作の裏話を紹介します。

 

YouTubeで観れる本格ドラマ!たった1ヶ月で100万再生を達成した「おやじキャンプ飯」

「おやじキャンプ飯」とは何なのか?まずは、その魅力に迫ります。

おやじキャンプ飯

主演は、映画「THE 有頂天ホテル」などにも出演した近藤芳正(こんどう よしまさ)さん(62)。

近藤さん演じる寡黙なソロキャンパー・坂本明夫の元には、毎回個性的な来訪者がやってきます。キャンパーたちとの交流や、元中華料理人の坂本が作るお手軽中華が人気のキャンプドラマ。

料理は毎回とてもおいしそうなので、おなかが空いている時に見ると危険です(笑)

おやじキャンプ飯

 

馬杉雅喜(うますぎ まさよし)監督は京都出身・京都在住。

ハピキャン!のインタビュー記事では、コロナの影響で大打撃を受けた関西の映像業界を「何とかしなければ」との想いで制作を決めたと語られています。

公式ホームページがないまま、突然公開された「おやじキャンプ飯」はジワジワと口コミで広まっていき、現在は総再生回収1,000万回を超える大ヒットドラマとなりました。

我が社にもすっかりハマった社員がおります(笑)

 

私が視聴していいなと思ったポイントは、日々の忙しなさを忘れさせてくれる独特のテンポと、ASMR的な要素が入っていることです。

毎回自然豊かなロケーションで、視覚的にも癒されますし、川の流れる音や、サワサワと揺れる木々の葉音などにヒーリング効果を感じます(笑)。

また、会話のテンポもゆっくりなので、見ていて疲れず、日々の慌ただしさを忘れさせてくれます。

おやじキャンプ飯

また、京都在住の監督が制作されているので、現在公開済みの作品は、近畿のキャンプ場を舞台に作られているのもうれしいポイント。

シーズン1は京都府、2は和歌山県、3は我らが滋賀県で撮影されています。

自分たちの近くのスポットがロケ地というだけで、ドラマに親近感を覚えます。

「いいな」と思ったら、実際に行くこともできる。それだけに、近畿民にとって没入感の深い作品だと思います。

 

ドラマの“命”ともいえる台本。実は、使いやすくするための工夫が隠されています。

そして、このたび博善社では、シーズン3の「滋賀編」の台本作りをサポートさせていただきました。

シーズン3の撮影現場に、当社の美鈴社長、(株)藤沢製本の藤沢代表が実際に足を運び、撮影を見学させていただきました。ドラマで主人公の坂本が使っているバンや、テントなどを間近で見る事ができる貴重な機会でした。

おやじキャンプ飯

今回の台本の表紙には、アラベールという、少し凹凸があり、風合いに特長のある特殊紙を使用しました。

おやじキャンプ飯

“深みのある紺色”を表現するために、色味を調整するなど、当社の印刷オペレーターは工夫を凝らしたそうです。

 

台本の間に見える青い紙、これは「扉(とびら)」と言われるもので、実は大切な役割があるんです。

おやじキャンプ飯

セリフなどの書かれた用紙と紙質が異なる色厚紙(色上質)を、シーンの切り替わりの箇所に挟むことで、指が引っ掛かりやすくなっています。

そうすることで、次のシーンまでサッと移動しやすくなり、台本がめくりやすくなるんですね。

撮影現場では進行に合わせて監督・演者・撮影スタッフが台本をめくりまくるので、こういった工夫がされています。

 

今回扉に使用したのは、安定した色調と品質で業界トップシェアを誇る「紀州の色上質」。

カラーは藤沢製本さんがチョイスされ、滋賀編ということで、びわ湖をイメージしたブルーの色上質を使用しました。表紙にはブラックバスや釣り竿が描かれ、「滋賀編」らしい台本に仕上がりました。

 

台本

こちらは、映画やドラマで使われる台本の基本的な構成。「なんとなく見たことある…」という方は多いでしょう。

基本的に、❶「柱」という場面や時間設定が記載された部分、❷「ト書き」という人物の動作や行動や心情などの説明部分、❸演者の「セリフ」の3つで構成されています。

 

思えば、デジタル化が進行する昨今、台本は今でも紙で配られていますよね。

やはり、見やすさ・扱いやすさの面でも、デジタルだと制限がかかりすぎてしまうからではないでしょうか。

公開前の作品の情報は重要機密。情報の流出を防ぐため、台本にはシリアルナンバーが入っているんだとか。また、悪天候や電源のない環境などでも使用できるように、紙の台本が選ばれているのかもしれません。

 

製本は、創業60年の歴史ある製本会社(株)藤沢製本さんがサポートされました。

代表取締役の藤沢佳織さんは「専務の嫁」の立場から、進んで代表取締役に就任。女性ならではの視点から、かわいらしい「かばお」がアイコンの自社ブランドを展開するなど、新しい取り組みに挑戦されています。

同じ女性経営者として、当社の美鈴社長とタッグを組み、今回のドラマ制作に携わらせていただきました。

 

今回は、“作品の命”ともいえる台本の制作に携わる事ができて、とてもうれしく思います。

 

シーズン3「滋賀編」は2023年12月22日から配信開始!

おやじキャンプ飯

11/25に公開されたシーズン3の予告編も、公開後2日で5.7万回再生されるなど、注目度の高さが伺えます。

 

シーズン3「滋賀編」の配信日程は以下の通り。

【配信日(YouTubeにてプレミア公開)】

第1話 2023年12月22日21時

第2話 2023年12月29日21時

第3話 2024年1月5日21時

第4話 2024年1月12日21時

第5話 2024年1月19日21時

第6話 2024年1月26日21時

 

年末年始にこたつでゆっくり観たいですね。

シーズン3では、今年芸能活動36周年を迎えた「中山忍(なかやま しのぶ)」さんや、ゲスト役としてゆるキャン△の実写ドラマ版で大垣千秋役を演じた「田辺桃子(たなべ ももこ)」さん、「カメラを止めるな!」で名演技を見せた「しゅはまはるみ」さんも出演するなど、豪華な出演陣に期待が止まりません。

 

今回、博善社も制作に携わった企業として、エンドロールに会社ロゴが流れる予定です。

視聴される方は、博善社の名前を探してみてくださいね。




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