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Canvaで誰でもデザイナーになれる??人気の理由、印刷する際の注意点とは

当社も最近、Canva(キャンバ)で作られたデータの印刷注文が増えてきました。

まだ馴染みのない方も多いかと思いますが、Canvaとは10年程前に作られたオンライングラフィックデザインツールで、一般ユーザー向けに無料版を公開して以来ユーザー数は急増、今や世界中で多くの人に使われています。人気の理由は、誰でも簡単にデザインを作成できること。60万種類以上のテンプレートと1億点以上の素材を使え、ドラッグ&ドロップ機能など直感的な操作で専門知識は不要。チュートリアルやガイドも充実しています。

Canvaで作れるものは、名刺・ポスター・チラシ・パンフレットなどの印刷物やロゴなどの基本的なものから、Webサイト・ブログ記事のアイキャッチ画像・SNS投稿用の動画などネット向けのもの、さらにビジネスツールとして、プレゼンテーション資料やオンラインホワイトボードと多岐にわたります。そのため素材も写真、イラスト、動画、アイコンなど様々に用意されています。フリー素材だけでなく、高品質な有料素材もあり、またAIによる画像生成も可能。スマホが主流の世の中にありがたく、モバイル版アプリでも作れます。

中でも注目の機能は共同編集。他の人とデザインデータを共有して作業を進めることができます。「テンプレートを使って誰でも簡単にプロ顔負けのデザインを作成可能」と謳い文句があるけれど、実際には必要な情報を追加している内にどんどんレイアウトが崩れていったということも…。そんな時はやはりプロの出番!共同編集機能を使って直接デザイナーに修正してもらえば、より読みやすく伝わりやすくなりますよ。コメント機能を使えば、メールよりもやり取りがスムーズに。

デザインに対してこだわりがある方は、完全にデザイナーへお任せして、プロ向けのソフトで作成してもらうのが望ましいですが、見本として作ってイメージを共有する、文字や画像の材料を渡す方法としても活用できますね。

興味のある方はぜひ気軽にご相談ください!

Canvaで作られたデータを当社で印刷される際の注意点

Canvaは、誰でも簡単にデザインを作成できる便利なツールですが、印刷所で印刷する場合はいくつか注意点があります。博善社印刷での注意点を挙げていきます。

1. 印刷用データの形式

Canvaで印刷用データを書き出す際は「ファイル(もしくは共有)」>「ダウンロード」のところで、「PDF(印刷)」を選択してしてください。

2. 塗り足し&裁ちトンボ

印刷物の端までデザインを印刷したい場合は、塗り足しと呼ばれる余白が必要です。PDF保存時に、トリムマークと塗り足しにチェックを入れてください。

3. 解像度

きれいに印刷するには画像の解像度を300dpi以上にする必要があります。Canvaで画像をアップロードする際に解像度が低い場合は、画質が粗くなってしまうので注意が必要です。

4. 色味

Canvaでデザインを作成する際は、RGBモードで作業しますが、印刷所ではCMYKモードで印刷するため、色が多少異なって印刷される場合があります。そのため、重要な色がある場合は、印刷所に出稿する前に、CMYKモードで確認することをおすすめします。
ただし、無料版はRGBでしかデータを出力できませんので一度ご相談ください。

5. フォント

Canvaには、様々なフォントが用意されていますが、当社でそのフォントを持っていない場合があり、エラーとなる可能性があります。そこで、PDF保存時にPDFのフラット化にチェックを入れますと安全です。

6. 入稿方法

記録媒体に入れて郵送またはお持込みいただくか、メールでお送りいただけます。データサイズが大きくて送れない場合は、オンラインストレージをご利用ください。

7. 料金

印刷物のサイズや部数、用紙の種類などによって異なります。事前に見積もりを取ることをおすすめします。

他にも何か不明点がありましたらメールかお電話でお問い合わせください。

参考情報  Canva 印刷用データ作成ガイド: https://www.canva.com/print/




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