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ゴールデンサークルにみる「広告」「広報」の違い

この記事を書いているのは、気持ち新たな2021年元旦。

45年間生きてきて「一番」を受賞した経験は確か無いのだが、景気よく1年をスタートしたいという思いもあって「滋賀コレかるた会」at立木神社に優勝目指して参加してみることにした。

☆「滋賀コレかるた会」at立木神社 2021.1.22(金)13:30~14:30の案内チラシ☆滋賀コレかるた会at立木神社

生まれも育ちも滋賀で45年。このニッチな大会でそれがかなり有利になるはず。反応スピードもこの1年間キックボクシングに通ったので鍛えられているはずだ。
近江神宮の「競技かるた大会」の映像にみる手さばきには全く力みが無くジャブの出し方によく似ている。
不安点があるとすれば、実は滋賀への愛着がそれほどでもなく、「滋賀コレかるた☆クイズ」に挑戦した結果が10門中8点という一般レベル?なところ。

滋賀これかるた

しかし明日、草津近鉄で「滋賀コレかるた」を買ってお正月休み期間中に子ども達と修行を積む予定。5回もやれば、そんじゃそこらの子どもや大人には負けないだろう。

・「か」 かたちはおっぱい 家康さんも食べた うあばがもち
・「せ」 せっしょうな~ 電車とめるな 比良おろし
・「ら」 らんどまーくは おおきなたぬき しがらきやき

「滋賀コレかるた」の魅力は、スマイルデザインカンパニーさんの商品詳細ページにてご確認を!→https://shiga-karuta.jimdofree.com/

さて「広告」は永らく携わってきたのだが、今年リリースする当社の新サービスのために「広報」というものについても考え始めたこの頃。

前職で「広報」らしき仕事もしてきたし、マーケティングを知っていれば感覚的に「広報」もわかるはずだと踏んでいたが、やはり対局的なところがある。

一番の違いは「広告」は自社でコントロールでき、「広報」はそれが出来ないところ。
発信者が「広告」は「自社」なのに対し、「広報」は「他者」であるという違いを意識しないといけない。
すると「他者」=「記者」が注目する「なぜ?その商品が生まれたのか?」という根本的な部分が重要になってくる。

「Why」が重要ということで思い浮かぶのが、TEDでSimon Sinek氏が提唱した「ゴールデンサークル理論」
ゴールデンサークル理論は「why・how・whatの3つの円で構成されていて、物事の本質を説明するためのフレーム」

「人は、何を(what)ではなく、なぜ(why)に心を動かさせる」ので説明する順番はWhyからというもの。

「Why」 ・・・なぜそうするのか(信念、目的、何のためするのか)
「How 」・・・どうやるのか(商品やサービスの説明、方法、理論)
「What」・・・何をするのか(商品、サービス)

なので、この「Why」を商品開発のターニングポイントと位置付けるとPRはうまく行きやすいはず。

①今まではこういう感じだった。
②だけど、こういう事件やお声や想いがあって・・・「Why」
③この商品・サービスをつくったのです。

はからずともストーリーを構成するので、記事になる。
これを「滋賀コレかるた」で説明するとこんな感じ。

私は、結婚を機に京都から滋賀県草津市に引っ越してきました。
滋賀なんて琵琶湖くらいしかないやんか…と思っていた私は、滋賀に引っ越すことに少し不満を持っていました。
しかし、少しずつ滋賀を知り始め、特に子どもが生まれてからは、週末どこに遊びに行こうかと色々調べているうちに「滋賀って自然もあって寺社仏閣や歴史的に重要な場所や建物がたくさんあって、京都よりずっと魅力的!」と思うようになったのです。
長年グラフィックデザインの仕事をしていたこともあり、滋賀の魅力をなんとか形にして、みんなに伝えたいと考え始めました。
なぜ、「滋賀には琵琶湖以外、何もない」と思っていたのか?
それは、滋賀出身の友人達が口を揃えて「滋賀って何にもないよ〜」と言っていたからです。
大学の同級生だった大津出身のAさんも、就職して同僚だった草津から通っていたBさんも、滋賀の自慢をしていたことがなかったのです。
もし、この2人が私に「滋賀にもお寺とかいっぱいあるよ」とか、「かわったお祭りたくさんやってるよ」と、教えてくれていたら…
そう思うと、私の子どもにも滋賀の魅力を教えなければ。という思いになりました。
私自身も、滋賀についてはよく知らなかったので、できれば子どもと一緒に、楽しく、滋賀について知ることができれば…と思うようになりました。
ちょうど、子どもがひらがなを覚え始めた時期で、かるた遊びが大好きだったとこもあり、「カルタ」にして遊びながら知ればいいのではないかと思いつきました。

実はこれクラウドファンディング「キャンプファイヤー」の「滋賀コレかるた」のページに掲載されてるプロジェクトオーナーMatsui EriさんのWhyの引用。
このクラウドファンディングを見た地元記者によりテレビに取り上げられ、草津市のふるさと納税返礼品採用や「滋賀これかるた会」at立木神社へと好転している。
クラウドファンディングには広報のエッセンスが必要なので、良いプロジェクトの掲載内容は広報の勉強になりマーケティング戦略としても使えるはず。

「広報」と「広告」は違うのか?という問うとgoogleの検索結果は「違う」を上位表示させるが、「マーケティング」の知識は必要なので、「近いようで遠い」「遠いようで近い」そんな感じだろう。「広報」も「マーケティング」も世の中に存在する良い商品やサービスをより分かりやすく伝えるという意味で目指すところは同じなのである。
2月16日のプレスリリースに向けて、もう少し勉強してみたいと思う。

企画営業推進部 小林

 

●企業用カルタも作られています。会社案内パンフレットの代わりに、「会社案内かるた」なんてどうでしょう。
子育て世代をターゲットにしたハウスメーカーさん、PRにどうですか?

(例)博善社の「は」・・派手さはないが、地味に目指すは日本一?

●自分なりに滋賀愛を深めるため2020年12月末に琵琶湖をドライブしてスマホで動画撮影と編集をやってみた。
『Around Lake Biwa』
60秒 
機材:iPhone6s、撮影アプリ:FiLMiC Pro 編集アプリ:VN(無料) 音楽:Artlist 




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