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美鈴社長、琵琶湖で真珠貝のオーナーになる!

日本よりもグローバル世界で知られ高い評価を得ている真珠貝が琵琶湖にいるとしたら、そのオーナーになりたくないですか?
実は、この「琵琶湖から生まれる奇跡の真珠」はつくり話ではありません。
かつて、その色、サイズ、形がバラエティーに富んで「ビューティフル!」と称され輸出されていた琵琶湖真珠がありました。

このピンク色だったり紫色だったりする宝石のような、
「ふぞろいの真珠たち」が琵琶湖パールです!

パール色と言えば、「伊勢志摩」「海女さん」と並列に思い浮かぶ、あの真ん丸な真珠しか無かった私にはビックリでした!
この真珠をつくり出すイケチョウガイは琵琶湖の固有種で、最盛期1970年代には年間6,000kgが海外に輸出され、生産額40億円もあったようです。
つまり、年間100人分の私が海外移住した計算になります。
(少しばかり体重はサバをよんでます・・・)

今回、当社は地元の地域資源を応援するという目的で「もりやま琵琶湖パール」のオーナーになりました。
先日5月11日に美鈴社長と共に「真珠に変化する貝の核入れ作業」&「真珠棚までの見学クルーズ」を体験をさせていただきました。
ボートに乗って養殖棚に行く途中で漁師さんが言うには「最盛期は海外バイヤーが琵琶湖を訪れていた」とのこと。
目利きの海外のメーカーが琵琶湖まで来たのは、ここで生み出された無核真珠の独自養殖技術が素晴らしかった証だと思います。

 

しかし、琵琶湖の水質悪化などで貝が育たなくなり、その技術も流れ中国などの安価な真珠にとって代われ衰退して行きました。
【参考記事】日本経済新聞社「琵琶湖に息づく淡水真珠 無二の造形生む養殖オペ」

この中国の安価な商品にとって代わられ衰退するという話は、琵琶湖ヨシと同じ切ない理由ですが、コロナ後、否応なくルールや評価基準が変わる時はV字回復のチャンスがあるのではないかと思っています。

例えば製造業の生産拠点は安い労働力を求め海外に流れましたが、進化し過ぎたグローバルはウィルス封鎖の前では逆にリスクでした。
「独自技術による生産現場はナショナリズムで守り、売るのはグローバルに!」という戦略がデフォルトになるかも知れません。

琵琶湖ヨシ紙の時に西川さんが話されていた内容も印象的です。
ヨーロッパではヨシがお洒落なかやぶき屋根として見直されているので、日本も再び建築法でOKになれば状況は一変する!ということでした。

琵琶湖パールも復活の兆しを感じるのは、環境を守るというムードが高まり水質環境が良くなってきたということです。
ヨシの植栽事業も水質改善の一環ですが、このムードの高まりでイケチョウガイが育つようになったのです。

白物家電の時代と違って、二極化時代はモノに対しての価値観もかなり多様化してきています。
人と違う技術やプロセスに価値を置き高く評価してくれるパトロンのような方もいます。
今で言うとそれはパトロンはクラウドファンディングに見られる集合体かもしれません。

ちなみに、私は以下の動画の4分50秒後に登場する真珠でできた着物にすごい価値を感じました!なんと8憶円!

https://youtu.be/2BTwDOhJeeo

もし私がフランス人で日本アニメ「鬼滅の刃」好きの儲けすぎたアパレル通販の社長だったら、月に行くより先にこの着物をお買い上げです。

私が体験させていただいたBIWAKOPEARLS SURPRISE さんもクラウドファンディングを取り入れ、発信拠点であるアンテナショップの改装などをされています。
他にも見習うべき着眼点は核入れから真珠が採れる迄の3年という長い期間を楽しみに変換させていることです。
ネット注文したら明日にでも届く時代に、なかなか得られないデメリットをメリットに変える仕組みです。

オーナー制度は出来るまでの期間や体験メニューで琵琶湖に愛着をもってもらえるという要素もあります。

スイートテンダイヤモンドは10年後に贈るダイヤで私も頑張りましたが、結婚3年目に自分たちで育てた真珠をジュエリーにして贈るなんでどうでしょうか?
結婚して他府県の方に出られる方でしたら琵琶湖に戻る機会にもなり、オプションメニューを楽しみながら3年目の壁を乗り越えられるかもしれませんね(-_-;)

オプションメニューには「養殖棚の見学&琵琶湖クルーズ」「琵琶湖グルメ体験」「ビワイチ・自転車ツアー」「琵琶湖パールアクセサリー加工&販売会」などがあります。
もりやま琵琶湖パール募集チラシ

私もおトクを感じた「もりやま琵琶湖パール」のオーナーになるにはBIWAKO PEARLS SURPRISE さんまで!

ところで真珠ができる仕組みってご存じですか?
異物が入った貝の反応でできるって知って面白いと現象だと思いました。
今回それが犠牲貝と呼ばれる細胞辺で、母貝に異物として入れる位置が重要なことを知りました。
どこに入れたら正解なのか素人では難しいこの作業に、美鈴社長も私も苦戦しました。

                                                              企画営業推進室 小林




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