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最初にグーグルマイビジネスに「ランチメニューを始めました!」をお伝えするべき一つの理由

ブログの執筆が滞っていたので、思い出したように書き綴る・・・

遡ること5月末、黒ジャージ姿の厳ついおっちゃんが店頭に現れた。
そういう私もおちゃんなのだが見る所、私よりゆうに10歳は上のベテラン。

「チラシつくりたいねん!」

フラッとご来店くださったおっちゃんのLINEアカウント名トムクルージング
仕事をさせてもらう中で今ではLINEでつながってしまったが、
私の投稿に「いいね」をつけてくれる数少ないお客様なのである。

見かけ善人が悪人の可能性もあり、見かけ悪人が前任の可能性もある。
人は見かけに寄らない。愛あるギャプを感じるお姿だ(失礼)。

さて「チラシがつくりたい」という、その心を紐解いて行くと、
地元で20年の居酒屋店主ということが分かった。

ことのはじまりは昨今のコロナ事情で、
「夜の居酒屋経営だけでは厳しい」とランチ営業をはじめたことにある・・・

夜遅くまで働くアルバイトさんにも「ランチも始める」と伝えると嫌がられたとのことだが、背に腹は代えられないという苦渋の選択だったのである。

夜と昼では客層も違うし、集客も課題。
実際、ランチ営業をはじめたが、知られていないので苦戦しているとのこと。

行きつくところ「新聞折込チラシを打とう!」という戦術になったらしい。

これが単純な思考回路によるものだったらちょっと危険かも・・・。

居酒屋の単価とランチの単価は違うし、
3万部も新聞折込する資金面は大丈夫かという不安だ。

私が店主だったら、
もっと安く広告できるであろうフリーペーパーや、ぐるなびなびに出稿する。
個人店舗が単独で新聞折込なんて高価なメディアだ。

そんな話もしたが補助金が出るらしく、
店の売りや顧客層を考えると新聞折込もアリだ。

このお店の名前「粋造所(いきつくところ)わをん」と言う。

駅裏を少し進んだ住宅街の中にあり、
隣町に住む私はそんな場所は当然知らない。

チラシをつくるのにまず私がすることはリサーチ。
そしてお客さんとしてランチを食べに行くことだと考えている。

知らない場所でも、スマホに入れてある地図アプリ「グーグルマップ」にナビしてもらえれば何処にでも行ける時代だ。
すぐ様そういう行動に出ようと、検索窓に「わをん」と入れて「あれっ?」と思った。

検索結果に連動して表示される「グーグルマイビジネス」の情報はなんと「営業時間外」となっている。

時計の針は間違いなくランチ営業の時間なので、
グーグルマイビジネスの情報が間違いなのである。

ランチを始めたというのにランチ営業の時間の掲載がなかったら顧客は行かない。
写真にもランチメニューと思われるものが掲載されていない。

グーグルマイビジネスだが、それも無理はない。
店主にこのグーグルマイビジネスのページをつくった覚えはないだろう。
つくった覚えのないページなのに検索上位にくるのがグーグルマイビジネスの凄い所で、怖い所。

店主じゃなくても、お客さんがその場でお店の写真やクチコミを書いて勝手につくってしまうことが出来る。
お客さんであるGoogleユーザーがお店への質問に回答したり、場所の追加や編集を行ったり、情報を確認したりする役割を担える。
そう、この「グーグルローカルガイド」にはグーグルユーザーならなれるのだ。

この状態で新聞折込チラシを実施しても、私と同じ行動をとった人が「あれ、閉まってる?」と思ったら 機会損失 である。
特に「わをんさん」のようにホームページを持たないお客さんには致命的。
グーグルマイビジネスの情報こそが正しい情報になる。
そこで何より先に、私がグーグルローカルガイドとしてランチ営業の時間を追記してして差し上げた。

そして新聞折込の当日。
ランチを食べに行ったら反響があったようで、トムさんにも喜んでいただいた。

居酒屋のお客さんがランチに来たり、今日折込チラシ入っていたねとわざわざ電話もあったとのこと。

正直、単発の折込チラシの効果なんて一時的なものだが、その活気が負の空気を換えることにもなる。

グーグルマイビジネスのページもランチ営業時間を追加しただけではもったいない。
写真やイベントなど掲載して情報発信していくべきだ。

トムクルージングなおっちゃんにそれを要求しても難しと思い、
外部の私にもグーグルマイビジネスのオーナー権限をもらえるよう依頼した。

グーグル経由でオーナー権限を依頼すると、
後日、【認証コード】が印字されたハガキが届く。

オーナー権限をもらい、
無事に私の方でランチメニューの写真と説明文や価格を掲載することが出来た。

これまで、社員やアルバイトには接客が得意な子や料理が好きな人が求める人材だったかも知れないが、これからの時代は、写真や文章が得意で情報発信が好きな人が欠かせなくなっているのかも知れない。

店舗ビジネスの方はMEO対策(マップエンジン最適化)にグーグルマイビジネスを見直してみよう。

かく言う私も当社は営業マンの訪問で来店型モデルでは無いからとグーグルマイビジネスは放置状態だった。

だがインサイトで当社のページの閲覧数などをチェックすると、ちょっと無視はできないなと慌てて写真や動画、最新情報を投稿した。
トムクルージングなおっちゃんのようにフラッと来店されるお客も見逃せない。

そして、検索はSNS内にも広がり多様化している。

優れたマーケテイングは顧客が情報収集した際に引き込まれるようにすること。

折込チラシやDMのようなプッシュ型の販促後には顧客の「検索」が待っていると思って臨まなければならない。
プッシュ媒体だけで検討はされないから、オンラインの受け皿を整えてからオフラインも使う。

今回「わをんさん」の新聞折込3万部の結果が良かったのは、元々のグーグルマイビジネスのクチコミが良かったのも影響しているであろう。

「グーグルマイビジネスって何?」って方はサンプルに当店のページをみてください。

https://tinyurl.com/3cwkfdut

そして、この記事をここまで読んだ証に、ぜひクチコミか高評価をお願いしたい(笑)
実はこうやって強引にでも?クチコミを増やす施策や努力がMEO対策には重要なのだとか!

店頭にQRコードを印刷したスタンドを置いて
Googleマイビジネスへクチコミをお願いする仕組みを整えよう!

<Googleマイビジネス用のQRコードの発行方法>
https://b.qrqrq.com/2019/08/16/qrcode_mybusiness/

緊急事態宣言下、わをんさんも臨時休業されているようでコロナを憎むしかない。

企画営業推進部 小林




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